看護師の負担軽減及び処遇の改善計画

看護職員と他職種との業務分担

(1)薬剤科

♦薬剤師
  
①病棟の注射薬剤の取り揃え、注射薬の調整、救急カートの在庫管理、消毒薬の払い出し・管理を行うことで、病棟看護師の負担の軽減を図る。
  
②麻薬の調剤は薬剤師が行い、看護師の負担の軽減を図る。
  
③薬剤の効能効果、用法用量など最新情報を提供電子カルテ上で迅速に閲覧できるようマスターデータを適切に管理する。
  
④院外処方体制を維持し、薬剤師が病棟での服薬指導、持参薬管理や薬剤管理を担うことにより、医師及び看護師の負担の軽減を図る。

(2)リハビリテーション科

♦理学療法士・作業療法士
  
①南3病棟は、身体リハビリの合併症病棟として開設し、建設時に同じフロア(3階に作業療法室、すぐ上の階(4階)に総合リハビリ室を設け、リハビリスタッフがリハビリ患者の移動に関わり看護師の負担軽減を図る。
  
②ベッドサイドのリハビリ実施時等に、リハビリ対象外の患者においても体位交換等のサポートを実施し看護師の負担軽減を図る。
  
③拘束患者に対して血栓塞栓症の予防として下肢マッサージを実施し、看護師の負担軽減を図る。
  
④病棟でのトランスファーなどのADL動作の指導、相談に応じる。
♦言語聴覚士
  
①言語聴覚士が病棟で、摂食嚥下訓練に関わり、看護師の負担軽減を図る。

(3)中央検査科

♦臨床検査技師
  
①当院は、精神科病院の為、行動制限(措置入院・医療保護入院等)対象患者が多く又介護度が高い患者も多く入院している。採血、心電図等の検査及び実施可能な検査は、病棟内での実施に協力し、看護師の負担軽減を図る。
♦放射線技士
  
①ポータブル撮影機を用いて、病棟内で可能な患者の撮影を実施し、看護師の負担軽減を図る。

(4)医療相談科

♦精神保健福祉士
  
①特に精神科の入院等受付け業務から入院案内等各種手続き、家族の対応を行うことで、看護師の負担軽減を図る。

(5)医事課

♦医事課
  
①各文書手続き、代行作成を積極的に行い、医師及び看護師の負担の軽減を図る。

看護補助者の配置

①介護福祉士の採用
  
•診療報酬上での評価はないが、介護福祉業務の向上を図る目的で資格取得を奨励している。
  
•患者のADLが低い病棟に配置(3病棟に9人配置)し、ケアワーカーの業務指導、看護師との連携を図ることで、看護師の負担軽減を図る。
②看護補助者の配置
  
•看護補助者を適正に配置、活用し、看護職員の業務軽減を図る。
  
•看護部教育委員会が統括し、年間の目標に従い適切な教育・研修を実施する。
③病棟クラーク
  
•看護補助者として採用し、看護職員が行う勤怠管理、書類・伝票の整理、作成の代行や電子カルテの代行入力について業務分担を推進する。
  
•薬剤科(残薬返却・払い出し受け取り)、検査科(検査準備、検体出し)との対応を代行し看護師の負担軽減を図る。
  
•面会者の対応、患者の入室管理について業務分担を推進する。

夜勤専従看護師の採用

夜勤専従の臨時看護師の採用により、正規看護師の夜勤負担減を図る。

妊娠・子育て中の看護職員に対する配慮

①出産後、職場へのスムーズな復帰を促すため院内保育園の利用を実施する。

②妊娠中、子育て中の看護職員の夜勤勤務を本人の申請により減免する。

③育児短時時間勤務については、育児休業規則に応じて実施する。

④看護職員のニーズに合わせ、時短勤務、フレックス勤務を実施する。

その他

①現在の看護基準を維持出来るよう看護職員数を適正に管理し、職員1人当たりの業務負担を軽減するとともに、年休等休暇が適切に取得出来る体制を整備する。

②AX病棟は、看護職員の夜勤勤務軽減を図る為、夜勤配置加算(夜勤3人体制)を維持する。

③専門及び認定看護師資格取得のための長期研修を職免扱いとすることで、専門分野の知識、技術等の習得を支援する。

④現在、病棟看護師は、3人1台(日勤帯ベース)の電子カルテ(PC)を配備しているが、看護記録等の入力がスムーズに行なえるよう2人1台のを整備を目標とする。

業務分担のための委員会

①役割分担推進のための委員会は「業務改善委員会」とする。

②当計画の実施状況等について、月1回委員会を開催し、進捗状況を確認、検討する。

③参加職種は次のとおりとする。
看護部長、看護師、薬剤師、理学療法士、診療放射線技師、診療情報管理士、事務員、その他、必要に応じて他の職種を召集。

計画達成の目標年度

令和2年度